自転車の躍進について、あさひさんを取り上げました。
自転車の役割は、高齢者社会において少しずつ変化しています。
免許返納から自転車へ。
今現在も、高齢者の車の運転の事故は増え続けています。
保険のチューリッヒのページへリンクします。
このページから分かるように、自動車の安全機能、事故抑制する機能は充実していることも影響しているようです。年々事故は減っています。がしかし、高齢者は関与している事故は増えていることがわかります。
事故を起こすのは、高齢者の判断能力や運動能力の低下などが考えられます。
誤解ないように言っておきますが、高齢者と言っても全ての高齢者ではありません。
しかし、80歳を超えてくるとさすがに危険は増えると思います。
地方に目を向けてみると、車がないと移動手段がなく、買い物ができないということもあると思います。
そんな高齢者が増えると、自転車があるじゃないかという乱暴な意見もあります。足腰が弱っているのに自転車は、なかなか漕げませんよね、
これからそんなにスピードが出ず、簡単に移動できる自転車があればいいのにと思っていたら、40年も開発、販売し続けているメーカーが日本にありました。
その名も堀田製作所。
このメーカー、いや製作所は障害者や高齢者のために3輪の自転車を人力、電動の自転車を作り続けています。軽く踏むだけの踏み込み式の三輪車は、片方だけのペダルで踏むだけです。これは、障害を持つ方にとって足を動かすリハビリ、筋肉を維持するという意味でも大変重要な動作を自然に行うことができるはずです。
40年も前から作り続けているというこの堀田製作所の心意気は、日本の誇るものづくりの精神を感じさせていただきました。
風をきって走りたい!夢をかなえるバリアフリー自転車という本も出されています。
障害者手帳を持っている方は、公的な補助が受けられる。
こんな製作所が、いつまでも事業継続できる世の中であって欲しい。
だって、この三輪の自転車の駆動系を見る限り、これを修理できる自転車屋さんはいないのではないか?と思うのです。
「自転車は優しさでできている乗り物だ。」