自転車の楽しみ方は人の数だけあるはず。速く走るだけが全てじゃない!

「自転車で100キロをサイクリングしたい。」

こんにちは、こんばんは!レキソンベロの主です。

コロナや雨、暑さでなかなか自転車に乗れないでいるサイクリストの方々、辛い時期が続きますね。どんな自転車ライフをお過ごしでしょうか?

初心者あるあるで、タイトルの通り「長い距離を走りたいけどどうすれば良い?」という質問に答えていこうと思います。

なかなかストレスの溜まる時期なので、大好きな自転車について原点に戻って書いて私のストレスも吹き飛ばそうというわけです。お付き合いいただけると嬉しいです。

いきなり結論。距離なんか気にするな。

実際のところ、時間と整備された走るための自転車があれば、誰でも100キロくらいは完走できるはずです。ここで前提とした「整備された走るための自転車」という存在は結構重要だったりします。ママチャリで100キロ走るのは私でも嫌です。たぶん20キロでも嫌です。走るための自転車とは、俗に言うロードバイクと仮定しましょう。どんなメーカーの自転車でも変速ができて、チェーンにオイルがあって錆びていない自転車なら安いロードバイクでも同義とします。

高い自転車ほど、車体が軽く変速がスムーズです。その上走るための装備、いわゆるビンディングシューズや水を携帯するためのボトルとボトルケージはあったほうが良いですね。装備を話し始めるとキリがないので、あくまで100キロ走るなら整備されたロードバイクがあれば十分です。あとは時間さえあれば、絶対に走れるはずです。装備については、その時間を短縮してくれる、楽にしてくれるモノだとお考えください。

ちゃんと自分の愛用の自転車は自分で整備しよう。

この段落では、自分でメンテナンスするための重要性をお話しします。

整備するということは、長い距離を走ることを可能にするだけでなく、長い距離の道中やむなくパンクしてしまったり、チェーンが外れてしまったりトラブルにあってしまった場合、100キロも走る道中で、直してくれる自転車屋さんには遭遇しないからです。

自力で修理しないと、帰れなくなるのです。こうなるとどうなる?間違いなく自転車に乗ることが嫌になりますよね。

なので、初歩的なパンク修理なんかは自分でできるようにしたほうが絶対良いに決まっています。予備のチューブを一つだけでも持っていきましょう。

私は一度もツーリング中にパンクしたことがありません。乗る前、タイヤをはめる時、ちゃんとチェックしていますから。基本的にパンクするということは道に、尖った釘や石などを踏んでしまってチューブやタイヤに穴が開くことが原因となります。もしくは変な段差に乗り上げたり、下りたりした衝撃で、チューブ装着時に上手にハマっていないことで起きることも多いです。それらのパンクの原因は、走る道をよく見て走ることで回避できます。ただ疲れてくると集中力もなくなるので、回避できなかったりもします。

その場合には潔くチューブ交換しましょう。そのために自力で交換するスキルは大事だとおもいます。

ライトの充電や予備は大事。

長い時間走っているとライトの充電が切れます。そのタイミングで山道や街灯のないゾーンを走ると、絶対に転ぶ。道路が見えないからパンクのリスクが高まるのです。

ライトも予備があったほうが良いし、どうしようもなければ電池式のライトを使うのが良いです。どんな田舎道を走っていても、コンビニはなんとかあったりします。電池を変えれば無敵状態が続くわけです。明るさや機能よりも大事なのは光ることです。

私は、大分県の国東半島を一周した際に、戻ってくる夜の時間にライトの充電切れを起こしまして、見事一回転しました。まず充電が切れる。でも見えないから照らしたい。モバイルバッテリー持っていたから充電している間は照らせないので、スマホのライトで照らしながら走る。不安定になるからすってんころりでした。あなたもこうならないように気をつけましょう。

距離や速く走ることより大事なのは、道中を楽しむこと

技術的なことで言うと、楽に走るためにケイデンスとギア比を適切な状態で走ることだとおもいます。これは初心者には難しいかもしれません。人それぞれに体力や脚力が違うからです。ケイデンスは70―90くらいでキープするのが楽で良いと思っています。(あくまで初心者的観点から考えますと)そのケイデンスを維持するためにギアを軽くするように心がけます。そのあたりはサイクルコンピューターを使って確認してみてください。

でも、そんな技術的なことは、最初はどうでも良いのです。

自転車に乗ると言うことは、乗っている時間だけ旅をしていると言う感覚でいたほうが楽しいです。美味しそうなお店を見つけた時は立ち寄ってみましょう。道の駅があったら寄ってみましょう。美しい海岸や夕陽に出会ったら、写真をとってみましょう。私たちはレーサーじゃないんです。誰とも競ってるわけでもないんです。怪我しないように、自転車に乗って、帰るのが一番です。

ぜひ無事に帰って、汗をかいた分、お酒を飲んで、美味しいご飯を食べるのが一番だとおもいます。寄り道してたら100キロなんかすぐです。ご安全に!

この記事を書いた人

rekisonvelo

自転車と観光、アウトドアやパソコン、株などいろいろなことに興味があります。