今となっては、化石と呼ばれる26インチのマウンテンバイク。
26インチのタイヤを選ぶのにも、探すのに時間がかかりすぎて、苦悩してしまいます。
そして、探す・・・諦めるの繰り返しのうちに、「放っておく」という現象に陥りがちです。
しかし、重い腰を持ち上げました。
タイヤを交換しよう!
今回は街乗りに使ってしまっている26インチのキャノンデールのSL2 26インチ。
里山に乗って行ったりもしたせいで、汚れもすごいことになってしまってそろそろ替え時な
マキシス「ホーリーローラー」。
このホーリーローラーもブロックは低くて舗装路も快適で良いタイヤでしたが、そろそろお役御免ですね。マキシスはハイローラーというブロック高めのタイヤもありますが、ホーリーローラーは別物です。
タイヤ重量を測定
重量を気にすることはないMTBですが、一応タイヤの重さを測ってみましょう。
642g/本(26インチ×2.2)
うむ、街乗り代表格のシュワルベ マラソンの無印26インチ×2.0で970gという数値を叩き出してしまうので、それに比べるとまずまずと言えます。
マラソンは基本、ワイヤービードの折りたためないタイプなので重量は重くなりますし、耐パンク性能は神クラス。
一生交換しないでもいけるのではないかと思うほど、メンテナンス症候群の私からすると、迷惑な優れものであります。
話がそれましたが、新しいタイヤを調達してきました。
選択肢があまりないということは、悩む必要はないのだ。
手に入るものをインストしよう。
そこで選ばれたのは、コンチネンタル「レースキング2.0」
街乗りじゃない、、、思っ切り「レース」を名乗るタイヤやん。それも王様やん。
という謎の選択。
そしてタイヤ幅は2.0。履いていたマキシスは2.2。少し細くなりました。
レースキングの重量も一応計っておきます。
1本 509g、515g でした。
だいたい、マキシスハイローラーと130gの軽量化でしょうか。ということにしておきます。
2本で260gの軽量化。
なかなかですね。さすが王様の名に恥じない。
さて早速はめていきましょう。
サイドは、なかなかの薄さを誇り、サイドからの攻撃には耐えられそうにない印象があります。
一瞬ドーハの悲劇、サイドからのセンタリングからの失点が頭をよぎります。
でも大丈夫です。街乗りですし、キングの名を誇るコンチネンタルの実力を信じましょう。
空気を入れていくと、サイドの柔らかさからくるソフトなバウンド感。
チューブレスなんて必要ないじゃないか、と思わせてくれるような地面との接地感が抜群。
接地感とか言いましたが、まだ乗ってないので、イメージですけど。
ローテーションが地味にあるのでサイドのマークをよくみてみましょう。
もしくは、真ん中のブロックの方向を見ると、三角がありますので、それを進行方向に向けたら正解です。
シンプルなサイドのグラフィックで、主張してこない感じとかは、好みもあるでしょうし、良いのではないでしょうか。
ではうずうずしてきたので、実走してみましょう
一漕ぎした瞬間からわかります。
「私、新しいのよ」と投げかけてくる。グリップとポヨポヨ感。
空気圧下げすぎてしまっているね、1barしか入れてないの忘れてました。
比較にならないのでとりあえずの3barまで入れてやり直しです。
10キロ程度、外を走ってみました。
いいですね。舗装路しか走っていませんが、無理に乗り上げたりしたくなる安心感とグリップ。
そして、軽いというのは、やはり正義なのか。
上り坂になっても、軽くクランクを回せる感じは、このバイクにはなかった感じです。
26インチのバイクは、忘れ去られてしまっているかもしれませんが、常に新しいトレンドを追うのも良いですが、形を変えながらも楽しむ方法を見つけていくのも自転車の楽しみの一つですね。
次はハンドルをいじりたくなってきてしまった・・・。
もともとこのバイクにつけている、EASTONのディスクのホイールがお気に入りで、
そのためだけに街乗り用として乗っていましたが、もうすこしだけ楽しませていただくことにしよう。
ハンドルの次は、フレームかな。
このキャノンデールSL2の規格が1.5インチヘッドのため、フロントフォークの選択肢がかなり少ないのです。そのため重すぎるフォークが、ネックとなっています。
ヘッドパーツをテーパー用に変換して下1.5上OSに変えたら良いのですが、ヘッドパーツ着脱するのも中々大変ですね。というよりも、1.5サイズのどっしりとした筒の太さが男らしいしね。
まだ変えないぞ!(キャノンデールの新規格好きには困ったもんだぜ、とほほ。)
革新性を求め続ける姿勢はリスペクトしています。
[26インチ][ディスクブレーキ仕様]という縛りでフレームを選べばとても選択肢が少なくなるので、Surlyのディスクトラッカー、ブリッジクラブあたりしか、頭に思いつかない・・・。
ツーリング仕様かコミューター仕様か悩ましい。
26インチはまだ遊べる!